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ナラティブレポート発表会 Workshop-3

2026年7月4日(土)院内ナラティブ発表会を開催しました!

今回は、若手看護師からベテラン看護師まで10名が発表しました。ナラティブ発表会を開催するようになって2年が経ちましたが、多くの看護師が日頃の看護実践において忘れられない場面があることに感動しています。

そのうち2題を掲載しますので、読んでいただけますと幸いです。

 

 

「何気ない関わりがつないだ信頼」

10年間の外来勤務を経て病棟へ異動し、2年ほど経った頃、入院された女性患者さんから「父がお世話になりました。療養中、何度も『あなたの看護を受けたい』と言っていました」と声を掛けられました。私はその方の旦那さんを覚えていましたが、定期受診ではなかったため、その言葉に驚くとともに大変嬉しく感じました。
外来では限られた時間の中で、安心して受診できるよう信頼関係を築くこと、患者さんの思いを医師へつなぐこと、説明内容の理解を確認することを意識して関わってきました。この経験から、何気ない会話や短時間の関わりであっても、患者さんにとって大きな意味を持つことを実感しました。
また、看護は特別なケアだけでなく、患者さん一人ひとりに寄り添い、その人を理解しようとする姿勢そのものが信頼につながることを学びました。今後も一期一会の出会いを大切にし、安心を届けられる看護を実践していきたいと思います。

 

「忘れていた大切な出会い」

看護師3年目の頃、脳梗塞で入院した知り合いの洋食店の店主と関わった。半身麻痺があり、フライパンを握ることも難しくなったが、「もう一度お店に立ちたい」という思いで懸命に治療やリハビリに取り組んでいた。病室を訪ねると、「また食べに来てよ」「おまんもがんばっちゃあるさけ、おいやんも頑張る」と、いつも笑顔で私を励ましてくれた。本当は誰よりも悔しくて不安だったはずだが、その姿に私は何度も勇気をもらい、仕事で辛い時には、言葉を思い出して前を向く力をもらっていた。
今回ナラティブレポートを書くために振り返る中で、この出来事を思い出した。患者さんを支える立場の私が、実は患者さんから支えられていたことを改めて実感した経験である。その時もらった力や学びは、今の私の看護にも繋がっていると感じている。

国保野上厚生総合病院
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