病棟部門 Ward
本館4階
特徴
本館4階病棟は、地域包括ケア病棟です。病院の理念である「考える、看つめる、そして寄り添う」を念頭に置き、個々の患者様の思いに寄り添った看護が行えるよう、スタッフ間・他職種間での情報交換、対話を活発に持ちながら受け持ち制の充実を目指しています。スタッフは、新人から子育て世代、ベテランまで幅広く、家庭的な雰囲気で和気藹々と仕事をしています。
今年度目標
①摂食嚥下ケアの充実に向けて体制を強化する。
・病棟の摂食嚥下チームを結成し、活動を開始する
・摂食・嚥下障害患者に早期からチームとして取り組み、嚥下機能の低下を最小限に抑える
・退院した患者に退院後訪問をし、摂食嚥下サポートを行う(前年度の訪問件数の20%増)
②0レベルインシデントの報告件数を5件/月以上とする。
③地域包括ケア病棟の役割を考えて行動する。
・入院早期に患者・家族の意向を確認し、退院時のADL目標を設定する
・病棟のカンファレンスで情報を共有行い、ADL向上のための介入を検討し、チームで取り組んでいく
・患者の個別性を考えて他職種と共にカンファレンスを行う
本館5階
特徴
本館5階病棟は、外科、整形外科、眼科の混合病棟です。手術を受けられる患者様だけでなく、化学療法や疼痛緩和などを目的とした患者様も入院されています。看護スタッフは30名。若いスタッフが多く、明るくエネルギッシュなメンバーが揃っています。医師やリハビリスタッフ、薬剤師、栄養士などの様々な職種と連携を図り、患者様にとってよりよい方向へとかかわりを持っています。また高齢の入院患者様も多く、退院後安心した生活が送れるように地域連携室と協議し、患者様、ご家族様への退院調整がおこなえるよう日々努力しています。
今年度目標
①入院時の摂食機能アセスメントを行い、摂食嚥下ケアの充実を図る。
②ヒヤリハットの共有を病棟で日々行う。
③入院患者のレクリエーションは看護補助者と協働する。
④ACPの理解を深める。
⑤入院時の退院支援強化を図る。
東館2階
特徴
東館2階病棟は、主に精神科疾患慢性期の患者様や認知症患者様を対象とした精神一般病棟です。高齢化に伴い、最近では身体的な合併症を抱えた方も多く入院してきます。総合病院であることから、身体的な疾患にも迅速に対応し、他科と連携を図り患者様にあった治療、手厚い看護を展開しています。
山々の景色を一望に見渡せる病棟で、さまざまな活動や人とのかかわりを通し、患者様が自分らしく生きるために、寄り添い、支え、援助いたします。
今年度目標
①異常の早期発見と誤嚥性肺炎予防(ADL維持・口腔ケアの充実)に努める。
②摂食嚥下・褥瘡・NST委員間で情報共有し、できるだけ経口摂取できるようなかかわりを考えていく。
③リスクに敏感な感性を養い予測しうるリスクを明らかにし、他職種を交えたカンファレンスで情報共有し対策を立てる。
④ADLの把握と維持できるような環境整備に努め、OT参加(参加率45%)を促す。
⑤日頃から対話を通して信頼関係を築き、本人・家族の意思確認(意向を知り)支援につなげる。
⑥受け持ち看護師が中心となり、わかりやすい情報提供や退院後の生活を再構築できるような支援を行う。
東館3階
特徴
東館3階病棟は、精神一般病棟50床で、精神疾患や認知症患者様が多く入院されています。
急性期の患者様も受け入れています。入院当初から、医師、看護師、精神保健福祉士、作業療法士、臨床心理士など多くの職種が患者様とかかわりチーム医療を提供しています。退院した後も地域でその人らしく安心して生活を送ることができるように地域とも連携を図っています。患者様の病状が回復し、退院される姿が私たちの仕事のやりがいにつながっています。
今年度目標
①あいさつ、身だしなみ、言葉遣い、笑顔・表情、態度、(接遇の5原則)を常に意識し患者さまと接する。
②病棟におけるインシデント・アクシデントの発生を年間5件以内とする。
③長期入院患者、新規入院患者を退院システムに則って長期入院患者1年1名の退院、新規入院患者の6ヶ月以内の退院を目指す。
④現在のADL、認知機能を低下させずに生活できるよう支援を行う。
⑤退院前訪問を積極的に行い患者、家族の生活の場を知ることで退院支援に繋げる。