病院中期目標

病院中期目標

中期目標の期間

平成28年1月1日から平成30年12月31日までの3年間とする。

地域医療水準向上への貢献

地域の医療機関との連携、協力体制の充実

患者に適した医療機関への紹介を進めつつ、できる限り紹介された患者の受け入れに努め、紹介率、逆紹介率の向上を図ること。
また、地域医療水準向上等の観点から、地域の医療従事者を対象とした研修会の開催と職員の参加、派遣などを進めること。

地域の医療従事者の育成

臨床研修医およびレジデントを積極的に受け入れるほか、他の医療機関からの研修および看護師や薬剤師、理学療法士等の実習について積極的に協力するなど、地域の医療従事者の育成に貢献すること。

診療機能の充実

医療機器及び施設改修
病院における診療機能の充実、医療の安全性向上および患者、地域住民の満足度向上を図るため、医療機器の更新および施設
改修を計画的にすすめること。
優れた人材の確保
医師や看護師をはじめ、優れた人材の確保に努めること。また、優秀な人材を育成するため、教育研修機能の充実およびキャリアパスづくりを進めるとともに職員の職務に関連する専門資格の取得など、自己研鑽、研究をサポートする仕組みづくりを進めること。
さらに、働きやすい環境づくりに努め、職員をはじめ、外部医療従事者にとっても魅力ある病院を目指すこと。

地域住民への保健医療情報の提供

地域住民を対象とした公開講座の開催、行政機関が進める健康医療施策に係る啓発、ホームページを活用した情報発信など積極的に行い、保健医療情報の発信および普及啓発に努めること。

災害時の対応・役割

災害時において行政機関の指示に応じるとき、または自ら必要と認めたときは、災害医療支援病院として患者を受け入れるとともに、医療救護活動を積極的に実施すること。また、新型インフルエンザ等の新たな感染症の発生など、健康危機事象が発生したときは、関係機関と連携し、地域の医療機関の先導的役割を担うこと。

より安心で信頼できる質の高い医療の提供

医療の質の向上
地域住民に信頼される良質な医療を提供するため、医療事故に関する情報の収集、分析に努めつつ、医療安全対策の徹底を
図るとともに、院内感染防止対策を確実に実施すること。
信頼できる医療
患者が自ら受ける医療の内容に納得し、自分に合った治療法を選択できるよう、十分な説明に基づくインフォームド・コンセントを徹底すること。さらに、患者やその家族を支援する観点から、セカンドオピニオンや医療相談などを実施すること。

医療標準化の推進

患者負担を軽減しながら、より短い期間で効果的な医療を提供するため、クリニカルパスを活用して、質の高い医療を提供すること。

患者の満足度向上

患者プライバシーの確保
患者のプライバシーを尊重すること。院内の快適性向上や患者のプライバシー確保の観点から、施設や設備の改修・補修などを実施すること。また、利便性についても、患者や来院者のニーズにきめ細かく対応して、効果的な取り組みに努めること。
外来診療の改善
外来診療において、診療、会計などで発生している待ち時間を短縮するとともに、受診時の負担感の軽減を図ること。また、医療機器の稼働率の向上を図るなど、検査待ちについても改善を図ること。

経営基盤の安定化

適切な運営負担金のもと、経営改善に取り組むこと。また、その効果を診療機能の充実に活かしながら、将来にわたって公的な役割を果たせるよう、安定的な経営基盤を確立すること。特に、施設の建替え、増築、改修のほか、医療機器の更新など、多額の投資を行う必要があることから、将来の償還負担を十分に考慮し、長期的な経営の見通しを立てること。経常収支比率および医業収支比率については、数値目標を設定すること。
人件費については、給与費比率の数値目標を設定し、給与水準や職員配置の適正化、業務の委託等により、人件費の適正化に努めること。

自立性・機動性の高い組織体制の確立

人事評価制度の導入
職員の資質、能力および勤務意欲の向上を図るため、医療現場の実情を踏まえつつ、個々の職員の経験、職務能力、職責などの適正な評価に基づく公正で客観的な人事評価制度の構築および適切な運用に努めること。
業務改善の為の組織再編
医療環境の変化や地域住民の医療ニーズに迅速に対応できるよう、勤務形態の多様化や各診療機関との協力体制の整備を行い、診療科の再編や医療スタッフの配置を弾力的に行うこと。
予防医療から、診断医療、リハビリテーション医療に亘る包括的医療を行うこと。

具体的ビジョン

◆地域で唯一の救急告示病院として一次、二次救急医療を取り組んでいくこと。
◆へき地医療拠点病院としてへき地診療所へ医師、看護師、薬剤師の派遣ほか、過疎地域の入院医療を実施すること。
◆地域住民の疾病予防、健康増進の拠点として検診、医療相談、保健衛生活動を行うこと。
◆少子高齢化の進行する中山間地域において、地域住民の生活を守るためにも、住民ニーズに応える地域包括医療の実践を当院が担うこと。
◆経営改善のため、収益確保により、効率的で持続可能な病院管理と、提供サービスの向上に努めること。